2020/06/28 18:38

友禅作家・伝統工芸士である吉本大輔さんは普段お着物を制作されていますが、今回ご紹介するのは茶道具を拭いて清める「友禅古帛紗」です。


伝統的な紋様に吉本さんの現代的な感性が落とし込まれた作品で、各所に加賀友禅の技術が光ります。
力強く大胆な線と、奥行きが感じられる優しい色味のグラデーションがよく馴染んでいます。





吉本さんは金沢市ご出身の作家さんで、2017年に伝統工芸士に認定されています。お着物だけでなく、茶道具、ネクタイの制作など幅広くお仕事をされ、オリジナルハンカチや2017年度グッドデザイン賞を受賞したミュージアムの御朱印帖のカバーデザインも手掛けていらっしゃいます。



「古帛紗」は本来お茶席で使うものではありますが用途はそれだけにとどまらず、ハンカチとして携帯したり、インテリアとして飾ることもできます。置物やアクセサリーボックスの下に敷いたり、大事なお皿や器をのせても上品に映えるはず。



日本らしい伝統と和を尊ぶ心を込めて、ご家族のお祝いやお世話になった方に贈るのもおすすめです。
ぜひ伝統工芸士の磨き上げられた技術をご覧くださいませ。


dining gallery 銀座の金沢

中央区銀座1-8-19キラリトギンザ6F

11:00~19:00

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