2020/09/06 17:30


今回ご紹介するのは、漆芸家・奥の麻衣子さんの作品「くり」。

小さな栗の形をした、可愛らしい小物入れです。



使っている木材は2種類で、木目を活かす「拭き漆」という技法で制作されています。


写真手前が“水目桜”で、より柔らかい雰囲気の作品。


奥はくっきりとした木目が美しい“欅”を使っています。


「共木(ともぎ)」といって、1本の木から取れた木の塊から作るので、本体と蓋の木目が合います。




小物入れなので、アクセサリーや思い出の品物などを入れることができます。


作家の奥のさんによると、香合としてお使いいただくことも可能だそうです!


もちろん、何も入れずに飾っておくだけでも素敵ですね。


秋を感じられる作品なので、玄関に飾ると出掛ける前や帰宅時に、幸せな気分になれそうです♪


漆ならではのこっくりとした深みのある色艶は、「実りの秋」にぴったりです。


奥の麻衣子「りんご」


奥のさんの作品は他にもオンラインショップに掲載しています。


「りんご」の小物入れも、栗と同じく木目を活かした可愛らしい作品です。


本物のりんごの芯を使うことで、ナチュラルで絶妙な味わい深さが生まれています。


こちらは栗よりも少しだけ大きいサイズになっています。




奥のさんの、金沢の自然に寄りそう暮らしから生まれた作品たち。


漆や木という素材、植物や果物、流れる季節への愛が感じられます。


漆の魅力があふれる作品をぜひじっくりとご覧くださいませ。



気になることやご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


dining gallery 銀座の金沢

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