2021/03/19 12:47
木下 幸 円と線

今回ご紹介するのは、漆芸家・木下幸さんの作品です。
円と線によって構成された幾何学模様の漆の小箱。
”乾漆”という技法で制作されています。
円と線を描いている”螺鈿”の技法は伝統工芸のひとつ。
光の当たり方や、見る角度によって表情が変わります。
伝統の技を活かしながら、軽やかで現代的な感性も感じられる作品です。
シンプルな模様だからこそ、落とし込まれた作家さんの感性が強く見えてくるようです。

箱の内側は錫粉が用いられ、マットな落ち着いた色味。
主張しすぎない円の模様が浮かび上がります。
箱の中に何をしまうのか・・・?
何も入れずに飾っておくのか・・・?
どのような使い方をしても日常に新しい刺激をもたらしてくれそうですね。
様々にイメージが広がっていきます。

円と線のシリーズには、ブローチもあり、オンラインショップからご覧いただけます。
こちら以外に、三角形の小箱、花器や茶杓などもあるので、ぜひ木下幸さんの他の作品もご覧くださいませ。

