2021/08/12 17:48

毎日蒸し暑く、陽射しの強い日が続きますね。

 

高校野球を見ながらスイカを食べ、風鈴の音に扇風機が運ぶ蚊取り線香の香り...

そんな日本の夏の原風景が似合う珠洲焼の蚊やりをご紹介します。

 

珠洲焼は石川県の尖端珠洲市を中心に作られており、500年ほどの間途絶えていた歴史を持っています。

現代に残る壺や甕から研究され、近年になり復元されたたのはここ60年ほどの事です。

 

釉を使わず土本来の持つ色や性質を活かし高温で焼き締めて仕上げます。

その時に生まれる天然の灰が釉薬となり表情を魅せます。

 

珠洲焼の土には鉄分が多く含まれ釉薬がかかっていないことから、呼吸する陶器として

食器や酒器や花器にも相性のいい焼き物です。

 



珠洲焼の説明が長くなってしまいましたが、そんな魅力的な珠洲焼で今日ご紹介するのは

鍛冶ちえみさんの「蚊遣器」です。蚊取り線香ホルダーですね。


珠洲焼の素朴な風合いを活かしつつ、和室洋室にも似合うデザインの蚊遣器です。

蚊取り線香を下げる金属棒の他、オフシーズンには香立てや花生けとしても使えるように予め付属品が付いています。

作家さんの心遣いが嬉しいですね。






企画展への出展作品の為、オンラインショップでのお取り扱いは8月16日13:00までとなっております。

ご紹介が遅くなりましたが、ご興味を持たれた方はどうぞお急ぎください!


ご不明な点はどうぞ店舗へ直接お問い合わせくださいませ。





dining gallery 銀座の金沢

中央区銀座1-8-19キラリトギンザ6F

11:00~19:00

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